精神科の受診目安 精神科初診が不安な方へ

受診のタイミング

はじめに

このサイトをご覧の方は何かしら精神的な要因で不調が出ているのかなと疑っている状態だと思います。

結論、私は自分でそう感じて受診してみたいなと思っている人は全員受診はすべきだと思っています。

それを前提に、そもそも精神疾患とはどういうものなのかから丁寧に解いていきます…!

少しでも参考になれたら嬉しいです😊

未成年で受診を考えている方へ

まず、未成年の診察を受け付けていない病院は多いです。

病院のホームページで確認をしてみてください…!

なぜ未成年を診ないのか

専門分野が違う

子供や思春期の精神科は普通の精神科と違い、「児童思春期精神医学」という専門分野になります。

発達障害、学校問題、家庭環境、成長段階の心理がこれにあたります。

普通の精神科医の専門じゃないから診ないとしているクリニックも多いです。

親の同意などが必要

未成年だと、親の同意、家族への説明、学校との連携、保護者対応など診察以外の時間がかなり増えるので対応できない所もあります。

リスク管理が難しい

入院設備がない、多職種のスタッフが少ない病院だといじめ、虐待、自傷、家庭問題など社会的な問題の対応が難しいです。

また、親とのトラブル、診療方針の違いが起きやすく、トラブル防止のため未成年の診療を受け付けていない病院があるのも正直なところです。

児童精神科医が少ない

児童精神科は必要としている人は多いのですが、そもそも児童精神科医はかなり少ないです。

だから未成年NGのクリニックが多く、児童精神科も予約が半年待ちということが起きやすいです。

じゃあどこへ行けばいいのか

基本的に通院をするなら医師、心理士、ソーシャルワーカーなどが揃う大きい病院になります。

ですが、大きな病院は患者数が多く、一人ひとりにそこまで時間が取れないので病院だけでは根本的な解決、支援は難しいです。

スクールカウンセリング、教育支援センター、児童相談所、子供・若者相談センター(自治体によって名前が違います)、電話、チャット相談、フリースクールなどを検討してください!!

精神的要因の不調の症状例

これは個人差があり、何がトリガーになっているのかも人それぞれなので「このくらいはまだ大丈夫」「周りの人と比べたら自分はまだ我慢するべき」という考えは禁物です!!!

放っておくと底なしでどんどん悪化していきますし長引くほど複雑になっていきます。

以下の症状がでたら早めに対処し始めるのをおすすめします。

【身体症状】

・動悸、息苦しさ

・めまい、ふらつき

・手足の震え

・異常な発汗

・のぼせ、寒気

・吐き気、胃のむかつき

・食欲不振、過食

・胃痛、腹痛

下痢、便秘を繰り返す

・喉の詰まり(ヒステリー球)

・寝付けない、夜中早朝に目が覚める

・寝ても疲れが取れない

・常に体が重い、日中の強い眠気

頭痛、肩こり、首こり

・腰痛

・胸の圧迫感、痛み

・手足の痺れ、力がはいらない・耳鳴り

【精神症状】

・気分が落ち込む、憂鬱

・涙が出る

・楽しいと感じられない

・不安や恐怖が強い

・イライラ、怒りっぽい

・過呼吸

・人が怖くなる

・落ち着かない

・集中できない

・決断ができない

・同じ考えがぐるぐる

・自分を責め続ける、価値が無いと感じる

・何をしても無意味だと感じる

・他人に迷惑かけてる感覚

・記憶が抜け落ちる

・何もする気が起きない

・お風呂に入れない

・外出が怖くなる

人と会うのが怖くなる

・以前できていたことができなくなる

・希死念慮

これらが少しでも気になったら受診をしましょう。

まだ精神科の理解は広まっていないので“このくらい誰にでもある“ “休むのは甘えだ”という声が気になるかもしれません。

声を大にして言いたいのが絶対そんなことないということです!

人は自分が経験していない事は理解するのが難しいのです…

が、今あなたがしんどいと感じているものは気のせいではありません!!

どうかその考えだけは忘れずに…

また、中には物心ついた頃から環境が悪かった、症状が長い期間続いていていたからこれがちゃんと症状なのかわからない方もいるかもしれません。

専門家のサポートは必須となってきます。心当たりがある方は早急に受診しましょう。

治療の進め方

治療の進め方は大体どの病院も同じです。

1、初診でじっくり話を聞かれる

2、必要に応じて投薬、カウンセリング、入院の案内がされる

3、月に1回〜2ヶ月に1回診察を受ける

です。

1、初診でじっくり話を聞かれる

まず、初診では大体どの病院でも1時間〜病院によっては無制限で話を聞いてくださります。

そこでは積極的に質問をして話を聞いてくださる先生もいれば、淡々と聞くだけの先生もいます。

先生には症状、過去あった症状、何が原因だと感じているか、最近のストレス、生い立ちも関係している方は生い立ちもなんでも話して大丈夫です。

辛い記憶を思い出す、不安の中自分で話をする大変な作業なので無理をせず話せる範囲で伝えてくださいね☺️

ただ、次回の診察からは5分から10分程度しか自分の枠が無いので注意が必要です。

2、投薬、カウンセリングなどの案内がされる

話を一通り聞いたら次は投薬、カウンセリングなどの案内がされます。

基本的に、先生が「飲んでみましょう」「受けてみましょう」と言ったものは進めていきます。

どうしても不安がある場合、スケジュールの都合が合わない場合、自分で試してみたい薬、治療がある場合はそれを先生に伝えて相談して決まります。

投薬

ここで注意なのが、未成年は効かないって言うしね…で出してくれない先生や、そもそもあまり処方をしない先生もいる事です。

薬が欲しい方は先生に欲しい旨を伝えたり、他の病院にかかりましょう。

また、精神科系の薬は合う合わないがでやすいです。

病院によっては薬を処方してまた1週間後に受診する所もあります。

服用して副作用が気になったら全部先生に伝えましょう。

カウンセリング

カウンセリングを勧められるケースもあります。

先生によっては「カウンセリング受ける?」と聞いてくる先生もいます。

これもカウンセリングを受けたい意思がある方は、迷わずカウンセリングを受けたい旨を伝えましょう。

個人的に、カウンセリングを受けた方がいいと思う人の特徴は、

・辛い経験が多かった

・1つでも自分を変えるような辛い経験をした

・自分がどうして不調なのかわからない

・今の症状が年単位で繰り返してる、続いている

・自分が嫌だった事など気持ちを全部話せる人がいない、または周りの人では支えきれない

これらのいずれかが当てはまっている人だと思います。

が、自分でカウンセリング受けた方がいいかも…、試してみたい!という気持ちがある人は直感を信じましょう。大体あってますし、カウンセリングは医師の指示でない限りいつでも止めることができます。

入院

次は入院を勧められるケースです。

基本的に、自分や周りの人に危害が及ぶ可能性がある時入院になります。

その場合、強制的に入院で、退院も医師の指示がないとできません。

他にも、今の環境では回復できない、長期間日常生活から遠ざからないと回復できない、自傷はかろうじてしないが、希死念慮が強く人の監視下にいないと死んでしまいそう

など、自分や他人にまだ、危害は及んでないが入院が推奨される場合、自分の意思で入院を希望する任意入院ができます。

その場合、医師は本人の意思が無いと入院をさせられないため、迷ったら入院してみることを強くおすすめします…!

任意入院の場合は医師との相談の上、一時帰宅、退院が自由にできます。

任意入院で個人的に入院をおすすめしたい人の特徴は、

・今の環境では回復できない人

・日常生活が追いつかない人

・希死念慮が強い人

・何もしない、考えない環境が必要な人

・いつ自分を傷つけるようになってもおかしく無い人

いずれかが当てはまっている人だと思います

病院の規模による違い

精神科、心療内科は予約が必須ですが、街中から外れた地域だと予約ができるのが3ヶ月以上先になることも珍しくありません。

また、精神科、心療内科は各病院で治療の進め方が様々です。

また、人によって“薬が欲しい”、”話を聞いて欲しい“など、求めているものも自分に合った治療も大きく異なります。

それゆえ、口コミでも“良かった”という意見と“ダメな病院だった”という意見と、両極端になりがちです。

自分に合った病院で治療を進めるのが1番の寛解の近道なので、合わないなと思ったら迷わず病院を変えて大丈夫です。

その上で、クリニックのような規模の小さい病院と、大学病院のような規模の大きい病院の違いをお話します。

小規模の病院

クリニックなどの小規模の病院はまず、入院施設は無く、できる検査も限られています。

カウンセリングの枠も埋まっていることが多いです。

ですが、よく話を聞いてくださるところが多い印象です。

小さい精神科病院では患者数をコントロールできるので1人に時間を使える余裕があります。

そして、院長が医師なのでしっかり話を聞く精神科にしたいと立ち上げたクリニックも多いです。

混んでいても、話を聞く必要があると判断した場合他の患者さんの診察が終わった後話を聞いてくださるところもあったりします。

また、自分や周りの人に危害が及ぶ場合、希死念慮が強い場合などの重症患者には大きい病院を紹介したり、そもそも重症患者を受け付けていなかったり外来中心の患者さんが多いので話を聞いてくださるところが多いです。

大規模の病院

入院施設もある精神科だけの病院、総合病院などの比較的大規模の病院では、入院や検査もできます。

カウンセリングの枠はギリギリ空いているかな…?くらいです。

お話は、私はあまり聞いてもらえなかった経験の方が多いです…

というのも、1日に予約が詰まっていて診察時間が1人5分〜10分と短く、診察が薬の調整によりがちになるからです。

また、大きい精神科の病院は入院、救急、紹介患者がどんどん来るので患者数を減らせません。

急性期対応が多いので外来はどうしても効率重視の診察になりやすいとも聞きました。

ただ、本当に病院と医師によるので大きい病院でもしっかり話を聞いてくれる所もあれば、小さい病院でも3分ほどの診察で薬の処方メインの所もあります。

大学病院

入院施設もあり、できる検査も充実しています。

心理士、ソーシャルワーカーなどが揃っていて人数も多いので基本的にはじゅうぶんなサポートを受けられる事が多いです。

初診が少し特殊な所もあり、教授が担当し、大学生が5人ほど見学している中で診察を受けることもあります。私が通っているところでは、時間の制限なく話を聞いてくれました。

再診からは、病院内の医師が担当して、5分ほどの枠があります。

ただ、注意点があり、紹介状がない場合別途料金がかかります

料金は、初診時に7000円〜11000円、再診時に3000円です。

精神科は再診を受けるのがあたりまえでいつまで通院が続くのかも決まっていないので、大学病院を受診したい場合は、別の病院で紹介状をもらってから受診をするのをおすすめします。

また、大学病院は受付時間が午前中までのところが多く、受付、会計、薬をもらう待ちが長いです。

診察だけでも病院の滞在時間が大体1時間程になる事が多いです。

初診で何を伝えるべきか

身体症状と精神症状どちらも伝えてください。

いつからか、症状が出たきっかけはあったのか聞かれる事が多いので事前にまとめておきましょう。

紙にまとめたものを先生に見せるのでも大丈夫です🙆‍♀️大体の先生は見てくれます。

再診からは5分から10分と時間が限られている場合が多いのでできる限り初診で全部話しちゃいましょう…!

過去の積み重ね、長期間のストレスが原因かもしれない場合も無理のない範囲で何でも話して大丈夫です。ここまで話してしまってもいいのかな…?と思うことや、こんなちっちゃい事でもいいのかな…?と思う事も全部話してしまいましょう!

最後に

苦しいままでいい人なんてこの世には一人もいません。

病院を受診するのを考えている、受診をするあなたは確実に前に進んでいて、じゅうぶん強いです。

今、何もできていない自分、思うように生活できない自分をどうか責めないでください。

自分に合った病院を見つけて、辛くない日が増えて穏やかな日常生活が送れるよう心から願っております。

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